宴会でよく聞く「無礼講」は、平安時代の宮廷行事から
- 2022/10/20
「無礼講」とは、宴会でよく聞かれる言葉です。
宴会において、身分や地位の差、礼儀作法を気にせず
楽しくやろうという意味が込められています。
気軽な宴会で使われるイメージの「無礼講」ですが、
その歴史は古く、古代日本の貴族主体の宴会で使われていた
言葉なのだそうです。
平安時代や室町時代の正式な宴会では相当な量のお酒を飲むため
終わる頃には泥酔する人や倒れてしまう人が続出しました。
その様子は、とてもではありませんが
礼儀作法に則ったものとは言えなかったでしょう。
平安時代などは着衣や冠などで身分がわかるようになっていましたが、
あえてそれらがわからないような服を着て交流をすることを
礼儀を問わない集まり、つまり無礼講と称したとも
考えられているそうです。
ちなみに、「今日は無礼講で」と声をかけられたからといって
早合点してはいけません。
堅苦しくなく、リラックスして、という程度の言葉と受け止め
本当に無礼な振る舞いになってしまわないよう気をつけてくださいね!
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