「お刺身」と「お造り」は同じもの? それとも別物?
- 2022/12/20
和食と言えば刺身。
海に囲まれた日本では新鮮な魚介類が比較的容易に手に入ることから刺身は馴染みのあるご馳走ですが、
魚介類を生のまま食べるという食文化を持つ国は少なく、和食を代表するメニューの一つです。
当店でも、その日に仕入れた新鮮な魚を使用した「本日のお造り」をお出ししています。
お造りはお刺身のことを指すのですが、この二つの言葉に何か違いはあるのでしょうか?
お刺身もお造りも、元は「切り身」と呼ばれていました。
しかし武家社会であった当時に“切る”というのは縁起が悪いとされ、
切り身は「刺身」と名を変えて関東から全国へ広まっていきました。
ただ、大阪や京都では“切る”と同じく“刺す”も忌み嫌われ、
魚を切るという意味でもある“造る(つくる)”を使って「お造り」と呼ぶようになったのだそうです。
現在では、魚を生食用に切ったものを刺身、刺身を盛り合わせあしらいを加えたものをお造りと
使い分けることもあるそうです。
確かに、お造りと呼ぶと少し手の込んだものという印象がありますね。
群馬・前橋市の和食ダイニング『箸蔵(ちょっくら)』は
煉瓦造りの趣ある空間で、厳選されたお酒とこだわりの料理が楽しめるお店です。
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